とりっく・おあ・とりーと♪(地声)
今年もそんな季節がやって来て、どこに行ってもカボチャと蜘蛛の装飾を見かけます。
余所のブログでカボチャの話は散々出てると思うので、ここではニッチな需要に賭けて蜘蛛の話をしましょう。
まず皆さん、「益虫」と「害虫」という言葉はご存知でしょうか。
簡単に言えば人にとって利益になる虫が「益虫」。
人にとって害になる虫が「害虫」です。
益虫の代表としては糸の取れる蚕(カイコ)、害虫の代表としては血を吸いに来る蚊などがいますね。
さて、それでは蜘蛛はどちらに分類されるでしょうか。
実は蜘蛛、人間にとって有益な「益虫」に分類されるんです。
ハエなどの害虫を食べてくれるので益虫、人類の味方、正義のヒーロー。
しかし人類の9割は蜘蛛と蛇に対して忌避感を抱くとよく言われるように、嫌われる虫の代表ですよね。
益虫に分類したい、でも反感買いそう。そこで生まれた新カテゴリーが「不快害虫」です。
簡単に説明すると「見た目が悪いから害虫扱いでいいよね」ってカテゴリー。ひどい、ひどいわ・・・・。
でも最近は爬虫類系女子とかテレビで特集されてますし、ヒョウモントカゲモドキの可愛さを語るアイドルとかもいますし、蜘蛛ブームが来るのもあり得ない話じゃないかもしれません。
テレビで特集される様々な蜘蛛たち…うん、やっぱり不快だコレ。
<文 / 加藤>