おはようございます!
土曜日の朝いかがおすごしですか?
公民館では毎朝各お部屋を点検にまわり、国旗と市旗を揚げて、・・・などなど開館準備をして1日が始まります。

そんな和室の点検の時いつも朝の光がうっすら透けるこの和室の雰囲気が好きです。
しかも、破れたところをスタッフでツギハギして貼り直したあとが日に日に増えて美しくなっています。梅の花を型どってふさいでいるのもかわいいし、紙の種類で光の色も変わります。(実は和紙でなくコピー用紙を使ったところもあります(笑)
陶芸でも”金継ぎ”という割れた茶碗を漆と金などで繕う素敵なおなおしの技法がありますが、この日本の直すことで新たな美が生まれるところや、物を大切になおして使う精神もとっても好きです。

今の新築のおうちには和室がないなんてことも珍しくない時代。先日公民館に見学にきてれた小学生の子ども達から嬉しい見学の感想文が届き読ませていただきました。その時 和室が何かを初めて知った!との感想があり、ちょっと新鮮でした。ぜひまた畳や障子の雰囲気をまた感じに来てもらえるとよいなと思いました。
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写真・文 : 北