こんにちは。

本日は、6月19日月曜日。南陵市民センターは閉館しています。

6月21日水曜日は、二十四節気のひとつ「夏至」。一年のうち昼の時間がいちばん長い日です。

シェイクスピアの戯曲で、日本では『真夏の夜の夢』と翻訳されることもある、“A MIDSUMMER NIGHT’S DREAM”は夏至の夜に起こった物語だということをご存知ですか?古いヨーロッパでは、夏至の夜には妖精たちが森へ繰り出し、お祭り騒ぎをするとされているそうです。

日本では、梅雨どきに当たりちょっとピンと来ませんが、妖精の「恋の魔法」にかかってのアバンチュールは、確かに「真夏」の方が似合うような気がします。

南陵市民センターのスタッフ、ジュラさんの母国ハンガリーでは夏至の日の次の週末(今年の場合は6月24日土曜日)は、美術館や博物館がオールナイトで開館していて、1700フォリント(1700円とお考えください。)の共通チケットで、朝までミュージアムをいくつでもはしごして入館できるそうです。近年は始まったイベントで、今年は第15回だそうです

夏時間ということもあり、夜9時ごろまで明るいそうで、日が長いことを利用して市民が文化に親しみやすくするイベントなんでしょうね。音楽のコンサートやワイナリーの見学を兼ねた「試飲」のイベントもあったりするそうです。

夏至の夜はもしかすると特別な夜で、いつもと違ったことをすると何かが起こるかもしれませんよ。

文:久田