こんばんは。

間もなく夏休み、まだ梅雨明け宣言はされていませんが、天気のよい日も多く野外で活動する機会も増えてきました。虫に刺されることは嫌ですが、化学物質にも心配です。

今日は肉料理などをおいしくする香辛料のクローブ(丁子)と果実酒を作るのに使うホワイトリカーを使っての虫よけローションを紹介します。

以前紹介した、あく抜きやふくらし粉として使うタンサン(重曹)を使って蚊の毒を中和する方法に続いての第二弾です。

【飲むこともできるクローブ(丁子)の虫よけ】

[材料]

クローブ(丁子)              100g

ホワイトリカー(果実酒用35度)500ml

[作り方]

①果実酒用の広口びんにクローブ100mlとホワイトリカー500mlを入れる。

②涼しい場所に数週間おく。ときどき全体をかき混ぜる。

③液の色が褐色になったら、液とクローブを分離して液を虫よけとして利用する。

写真右の広口びんは、クローブとホワイトリカーを入れた直後のものです、左の小さいびん2本は数週間(1か月)漬け込んで液のみを取り出したものです。この液は独特の香りがあって、野外で活動するとき、露出した腕などに塗ると虫よけになります。

クローブは香辛料(食用)とホワイトリカーからできていますので、クローブ酒として飲むこともできます。香りがつよいので適当に薄めた方が飲みやすいです。シロップを加えて炭酸水で5~6倍くらいにうすめると、独特の清涼感を感じて飲みやすいと思います。健胃、血の道、消化促進によいという人もいます。

虫よけとして肌に塗るだけなら、ホワイトリカーの代わりに、消毒用アルコール175mlに水を加え500mlとしてもかまいません。その方が値段を安く抑えられます。

アルコールは皮脂を溶かすため、気になる人は油分を補うためにオリーブオイルを大さじ一杯ほど加えてもいいでしょう。液に混ざらず分離するため、ドレッシングのようにその都度よく振って使うこととなります。

※写真撮影場所は常滑市前山地区、前山ダム公園です。

[久田]