おはようございます!今日は火曜日ですが、昨日の海の日の振り替えで本日が休館となっております。どうぞよろしくおねがいいたします。

さて、ご存じのかたもおられるかと思いますが南陵公民館では日本みつばちを飼育しています。
よくあるご質問が、「これは日本蜜蜂ですか?」というもの。ニッポンヒゲナガハチやアブやハナバチなどみつばちそっくりな蜂はたくさんいます。

今日は、日本でよく見られる2種類の「日本みつばち(東洋蜜蜂。)」と「西洋みつばち(イタリアン種)」の2種類のみつばちの違いを写真でご説明したいと思います。

明治のころ、蜂蜜生産や農作物の受粉用に改良された西洋みつばちを家畜として輸入・飼育するようになりました。日本みつばちよりも多くの蜂蜜を生産するため現在ではみつばちと言えば西洋蜜蜂を指すくらい主流になっています。それまではもともと日本に住んでいた野生の在来種トウヨウミツバチ(日本みつばち)を軒下でささやかに飼育していました。

野に咲く花や木々の花を観察してみると訪花しているみつばちのほとんどが西洋みつばちであることがよくわかります。

そんな養蜂業者さんが飼育する家畜「西洋みつばち」と、野生である在来種「日本みつばち」見分けてみましょう~

まずは、こちら「日本みつばち」。まるまるとした黄色い花粉を足に付けて菜の花に訪花しているところです。
お腹の模様のシマシマが白黒はっきりしています。

 

 

こちらが「西洋みつばち」です。(おそらくイタリアン種と思われます)
黄色の部分が多いです。お腹のシマシマが黄色から白黒にグラデーションになっていて、
体のサイズは日本みつばちよりも少しだけ大きいです。
野生化できない理由としてははオオズメバチの存在と日本の冬の寒さ、病気などがあります。人間の管理下で飼われて繁殖もコントロールされています。

どうですか?この2種類、
見わけられそうでしょうか?

今は時期的に菜の花は終わってしまっておりますが、もしみつばちを見かけることがあったらぜひとも観察してみてくださいね。

 

南陵公民館の日本みつばち達は今日もどこからか蜜と花粉をせっせと運んできて元気です!
暑いのでみんなで巣の中を少しでも涼しくしようとがんばってはばたいて風を送っています。みつばちが元気だとなんだか幸せな気分になります。


さいごに蜜蜂飼育したいと準備されている方へ

一昨日7月15日にご近所の蜂仲間の群れから分蜂報告がありました!
孫分蜂です。
まだ巣箱に蜂さんを迎えていない方も今月中は可能性がありますのであきらめないで捕獲スタンバイすることをおすすめいたします。

それではみなさま、よい火曜日を!