こんばんは。

暑い日が続きますね。

本日(7月19日)は、京都市では最高気温39.8℃が記録されました。常滑市(セントレア)では最高気温33.1℃と真夏日。昨日は最高気温33.0℃、最低気温27.0℃で、真夏日でかつ熱帯夜となっています。

皆様も、熱中症予防や夏バテ対策に気を使っていらっしゃることと思います。

私個人は、夏の疲れが蓄積してしまうのを防ぐ目的で、今年は疲労回復に効果があるとされる鶏むね肉を積極的に食べています。

日本人はよく働く民族ですが、日ごろから疲れを感じている人が多い民族でもあります。2009年ごろ大阪市立大学の研究チームによって、鶏むね肉に多く含まれるイミダペプチド(イミダゾールジペプチド)に抗疲労効果があることが確認されたそうです。このことはマスコミやインターネットなどでもよく紹介されるようになりましたので、ご存知の方もいらっしゃることかと思います。

私もその情報は数年前から知っていましたが、鶏むね肉はもも肉と比べ、油気が少なく味が淡白なためあまり積極的に食べようという気持ちになりませんでした。今年になって「元気であることが一番大切。」と考え直し、数か月前からよく食べるようになりました。自分ではその効果もあってだと思っていますが、最近は以前ほど疲れを感じなくなっているように思います。

 

さて、明日7月20日は土用の丑の日。土用の丑の日に鰻を食べる風習は21世紀の現在でも健在で、今年もスーパーの魚売り場でも力を入れているようです。

「土用の丑の日に鰻をたべる」風習は、江戸時代の蘭学者、平賀源内により始まったそうで、風来山人という筆名で著した『里のをだまき評』という著作に、「土用の丑の日に鰻を食べると滋養になる」という記述があるそうです。

21世紀の現代、「土用の丑に鰻」は普段は値段が高くてなかなか手が出ない鰻を、「土用の丑だから~」と理由を付けて食べるきっかけとしての役割あるのかもしれません。同時に「疲れに有効」ということでは、鶏むね肉も私としては推したい一品です。

もともと語呂合わせから「土用の丑(ウシ)の日にウの付くものを食べると夏負けしない。」と言われていたそうで、瓜(ウリ)、梅干し(ウメボシ)と共に鰻(ウナギ)もその一つだそうです。

それならば、うどんの(ウ)で、《鶏むね肉の冷しゃぶおろしぶっかけうどん》なんてメニューが暑さで食欲が湧かない時にも食べやすく、とても美味しいと思います。私はほぼ3日に一度はランチとして作っていて、現在の一番の得意メニューかもしれません。大根おろしと葱(ネギ)のみじん切りをどっさり入れて、茗荷(ミョウガ)少々と生姜(ショウガ)のすりおろしで味にアクセントを付けています。

 

久田