今日12月6日は実はサンタの日です。

サンタの謎

先に去年のブログより参考
「サンタクラウスはクリスマスに何の関係もないのに、イギリスやアメリカだとクリスマス・イヴに世界を廻って、各煙突に下りて子供たちにプレゼントを持ってくるのですが、ハンガリーは12月6日にサンタクラウス、社会主義の別名「冬のおじさん」、本名聖ニコラスが夜中に子どもが窓際に置いたブーツにお菓子や様々なプレゼントを入れてくれます。実は聖ニコラスといえば3-4世紀に生きたカトリック教会のあるビショップで、困った人々、特に子供を助けたことで有名になって、伝説が数多く残っています。その一つの伝説によりますと、冬のとき(精確に言えば12月5日の夜)3人の貧乏の子供を助けるために窓際に黄金をおいておいたそうです。その話はどうやってトナカイが引いている空を飛ぶサンタクラウスの姿になったか、やはり人間の妄想力が非常に強いという他に理由はないはずです。」

さて、なんで12月6日なのか? ハンガリーでは実は名前の日のお祝いという週間があります。カレンダーにそれぞれの日にちに名前が書いてあります。そしてその日はその名前を持った人にちょっとしたお祝いがあります。名前の種類は日本程多くないので、カレンダーでは一日ずつ1-3名ずつ書いてあります。それで12月6日は「ミクロ―シュ」(他国のニコラウスと同じとされている)という名前の日です。そして昔からこの日に前述の聖ニコラウスのことを思って風習が行なわれていたようです。聖ニコラウスは学生と子どもを守るセイントでもありました。そのため後世に残っていた大衆のイメージだと教育的な面が強かったようです。なんと、良い子に褒美、悪い子に罰を与えるという~ 200年前までには風習の「悪い子に罰を与える」という面が強かったのですが、19世紀から聖ニコラウスの姿が丸くなって、優しいお爺ちゃんになりました。12月5日の夜寝る前に子どもが靴を綺麗にして窓際に置いておいたら「ミクラ―シュ」別名--->冬の「お爺ちゃん」ーーーー>別名「サンタ」(本当はお父さんかお母さん~)がミカン、落花生、チョコなどのおやつを夜中や早朝に靴の中に入れてくれます。良い風習だねといつも思いましたが(もらうばかりですから)昔の子どもが罰与えらたりして厳しかったでしょう~

短縮ですが、今日はミクラ―シュ/冬のお爺ちゃん/サンタの日だということで、在庫限りミカンとラッカセイを差し上げます。

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