こんばんは。

一昨日の南陵公民館ブログ、ジュラさんによる「今日はサンタの日」を読んでみて‥‥。

ハンガリーでは毎年12月6日に、家々にやってくるという聖ニコラウスは、もともとは子供を守る聖人で、よい子に褒美を与え悪い子には罰を与える‥‥200年前までは「悪い子に罰をあたえる」というイメージが強かったんだとか。

これを読んで、なんとなく日本の秋田県男鹿半島の「なまはげ」に似てるな、という気がしました。

男鹿のナマハゲ(重要無形文化財)

上記のリンク先の記事にもあるように、なまはげの起源については、「漢の武帝説」や「漂流異邦人説」など、大陸からやってきたとするものもあり、つながりがあるのかもしれないとも思えます。

なまはげがやってくるのはかつては小正月で現在は大晦日だそうてすが、大晦日とはつまり「元旦イブ」。日の出を待ち望む「前夜」が盛り上がるという点がそもそもクリスマスと元旦はとても似ていて、日程も近いのでむかしむかしの起源は共通しているということもあるかもしれない‥‥なんて想像してみるとちょっと楽しくなります。

12月は寒さが本格的になるころですし、日が短く夜が長い。長い夜に「幸運」を運んでくる誰かを待ち望みたくなるのかもしれませんね。

 

 

久田