彼岸花、もうすぐ。　風の草刈り

昨日から彼岸の入り。
新美南吉の、ごんぎつねの物語の風景、彼岸花の季節がもうじきですね。

そんなお彼岸ウィークの今日は南陵の森の入り口でヒガンバナのツボミを発見しました！

秋を感じずにはいられません。

涼しくなって草刈りもはかどりそうな心地よい空気です。。

防災倉庫前のスペースの草刈りは、ちょっと前から”風の草刈り”を実行中～

風の草刈り

風の草刈り図解

茎をぶっつりと刈るやり方だと根っこが危険信号だ！危機感を感じ、かえってもっと旺盛にはびこるとのこと。

しかし、このように風が吹くようにカットすれば、草は「ああ、これ以上のびないどこうか～」と受け取るそうです柔らかく、草丈も低くなっていくとか。根っことの対話なんですね。

立ったまま、鎌を振り回すだけ。（これがけっこうたのしい）

あと、「この草め！」という気持ちで刈るよりも、「草刈りたのしいな～」くらいの気持ちで無理なく行うのが良いと造園家の方々から教わりました。
↓風の草刈り跡。ギザギザな葉先。

は～、草って美しいですね。。。

今は、チガヤとセイタカアワダチソウだらけでわずかにヨモギという非常に種類の少ない不自然なバランスの草地ですが、
ヤギ用の牧草も育てているので、アレンジ加えて手刈りでやっていて、ゆくゆくはしっかり雨水が大地にしみこみ空気の流れを作る土中環境に整えていくための作法を施してゆきます。
地面をむき出しににしないお作法も守ります。刈った草をその場に敷き直射日光による乾燥から土と微生物をまもり、大きな雨粒にたたかれないようにも役立ちます。