みつばち日記です。

公民館にまたみつばちがやってきました!

みつばち御一行様、数ある候補物件の中から南陵住宅をお選びいただきまことにありがとうございます!

今回は自然入居でした。
捕まえたのではなくどこかから持ってきたわけでもなく、みつばちの方からここに置いた巣箱に自然に入ってくれたので一番うれしいことです。

日本みつばちに興味のある方やをみたことのない方、飼育をしてみたい方々に見学して頂ける場がまた復活しました。

コロナ禍で昨年は簡略化された近隣の小学校からの見学もまた再開できたらご案内したいと思います。

このブログを読んでくださっているということは、もしかしたらみつばちと暮らしてみたいと勉強中の方もおられるかもしれませんので日本みつばちを飼育し始めるきっかけを簡単にご説明しておきます。

①自然入居
②蜂球捕獲 (ほうきゅうほかく)
③身近で飼っているひとから譲り受ける
④自宅の庭の木などに蜂球ができて、なんだこれ?となって飼い始める。

おおまかに4つでしょうか。

④番ですが、実際に庭の樹や軒下にいきなり心構えもないのに日本みつばちがやってきて飼い始めたという友人が2人いるのであながちない話ではありません。万一蜜蜂に幸運にも選ばれた方は苦手でなけれは是非飼ってみて下さい。

写真は友人宅にいきなりできた日本みつばちの蜂球です。日本みつばちなのか西洋ミツバチなのかを見分ける方法ですが、日本みつばちの場合はみんな上を向いてきれいに整列して球になるのが特徴です。

この時期このような蜂球が突然現れることがあるかもしれませんがラッキーなものを見れたぞ!って思ってくださいませ。ほっておけばそのうち飛び去りますし、見てるだけならあちらから攻撃はしてきませんのでどうかそっと見守ってくださいね。

①の自然入居ですが、今回の公民館のように用意した巣箱に入る場合と、家の縁の下や戸袋に勝手に住みだす場合があります。
住み着いた蜂が西洋みつばちなら近くの業者さんに引き取ってもらうことがベストですが、日本みつばちの場合は野生のものですのでできれば駆除せずにそっと見守って自然にまかせてあげると良いと思います。観察するといろんなことがわかって楽しいですよ!

さてさて、南陵beesの話に戻り、みつばちお世話日記です。3月27日に自然入居して4日経ち巣をつくりだして安定しているようなので巣箱を広くするために1段箱を下に継ぎ足しました。まだ蜜も溜まっていないからとっても軽くて1人で作業できます。

2段の巣箱を、(一番下は基台と呼ぶ)

蜂が中に入ってるのでそーーーっと横に置きまして、

あたらしい巣箱1段置いて、3段にしました!

図で書くとこんな感じ。天井から巣板がぶら下がって下に向かって大きくなってゆきます。

夏は換気のために1~2段は空間にし、逆に冬は狭くしてで蜜蜂の保温を助けます。
自然の日本みつばちは樹のうろに住むのですが、森林減少で済むところが減ってきているので仮住まいを作ってあげます。
森が元通りになることが先決でありそれまではみつばちを身近に感じながら保護と観察をさせていただきたいと思っています。

よろしく、南陵Bees!

元気に出入りする日本みつばちたち。
私が勤務している時間帯で手が空いている時であれば見学して頂けますので事務所までひとことお声掛けください~。

以下に、日本みつばちの見分け方の過去ブログ貼っておきます。参考になれば幸いです。
日本蜜蜂?西洋蜜蜂?画像でわかる見分け方