こんにちは。水曜日です。さっき雨が降り始めカエルが鳴きだしました。カエルの声は窓を開けた事務所にまで届いてきます。

今日はどんぐりの話を。

秋にドングリを播きました。
この春どんどん芽が出てきましたところです!

敷地内には実は2種類だけどんぐりの木があります。マテバシイとウバメガシ。
ウバメガシのどんぐりの実は秋にいつもシロタロウを喜ばせます。
いずれの樹も図書館の東側のエリアにあるためみなさまが目にすることはあまりないでしょう。

そして南陵の森にどんぐりの樹は1本もありません。

南陵の森には何故か在来のどんぐり系(クヌギ、コナラ、マテバシイ、シラカシ)が全く生えていないので、苗を植林して森を育ててみようと思います。

なんで森?と思われる方も多いかも。

在来の日本みつばちを保護飼育してみて7年目。いろいろ視点が深まりました。うまく元気に飼育するコツやハチミツをたくさん分けてもらうにはどうしたら・・・?
わかったことは
健全な森を再生することだという結論に行き着きました。

先ず第一歩は植林するため苗をつくるところから。

どんぐりの実が!春を感じて芽吹いています!
感動。コナラの芽です。特に水を上げるとかもせず落ち葉のお布団をかけて放置していただけなのにこんなにしっかり芽吹くのですねと感心しています。

このあともっと成長してこうなりました。今日の撮影。  ドングリはここ南陵公民館のある知多半島のあちこちの森や雑木林から調達してました。地域森にある在来の樹で構成していきます。
森が健全だと生命の源である水源も生まれます。ここは公民館竣工の時の39年前の写真では何にもなかったことからわかるように在来の森というよりは人工林が放置された自然林だと思いますがみかんの樹もヒトツバタゴの樹もあることから
人が植樹したと思われるものと、鳥が運んで芽生えた樹々で入り混じって木の種類が構成がなされていそうです。鳥はドングリが大きすぎて食べれないので糞で種を落とすことはできないのだと推測します。

39年の歳月を経て、森はどんどん成長し、うっそうと生い茂りました。

私が青海公民館からこちらの南陵公民館にも勤務に来るようになった6年前?はとても立ち入ることができない森の状態でした。今思えば写真撮っておけばよかったなあ~というくらい変わりました。

4年前に元気もりもりプロジェクトが発足し、足元は笹だらけ、粗大ごみだらけ、うっそうとした森が現在ここまで整備され、間伐してもらえたおかげでこのように心地よく、人が適度に立ち入れる、憩いの森になったのです。

ここは正式名称は「運動広場」となっていますが、スタッフはみんな「南陵の森」と呼んでいます。

木が3本あれば、森。5本あれば森林。

そういえば映画となりのトトロでメイとサツキがトトロからからもらったプレゼントは葉っぱにくるまれたドングリの実でしたね!。

今日の雨は苗にとっては嬉しそう。今後のどんぐりの成長をまたお知らせいたします!

南陵Bees Keeper 北