今、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』の本番がサザンアリーナで行われています。
本番は取材禁止なので見られませんが、リハーサルへの潜入には成功しました。
ちょうど見に行ったタイミングはバレエのシーン。倒れたヘンゼルとグレーテルの周りを天使が踊りまわっています。フランダースの犬の最後みたいですね。
お菓子の家もありましたが、予想以上に大きかったです。いったい何トンの砂糖と薄力粉を使えばこんな大きなお菓子の家が作れるんでしょう。
あと、最近の設定ではこのお菓子の家、魔女が捕まえた子どもを魔法で変身させたものになってるらしいです。
グリム童話は元ネタが残酷すぎるので改変は珍しくありませんが、元々の「捕まえられた子どもは鍋で煮て食べられる」という設定より、「魔法でお菓子に変えられた子どもをヘンゼル達が気付かずに食べる」って方がよっぽどハードですね。でもそういう展開大好き。
そしてこちらが開演直前の様子、かなり席が埋まっている様子が分かると思います。
一番前の席などはステージの目の前。迫力満点の一大スペクタクルを手の届きそうな距離で見られるなんて本当にいい経験になるでしょう。
今日の公演も、明日の公演も、大成功のうちに終わることを祈っています。
写真・文/加藤