5月も半ばだというのに真夏日が続くなど、相変わらず異常気象が続く毎日ですが、やはりと言うか蚊が湧いてきました。
去年は蚊の発生源になっている水たまりを徹底的につぶす対策を取りましたが、今年は逆の作戦で攻めようと思います。作戦名は「ドキッ!わざと水たまりを作って蚊が卵を産んだところをメダカに食べさせちゃうぞ作戦」
蚊は水辺に卵を産み、約2週間で成虫になります。なのでその2週間の間に駆除してしまおうという作戦です。
簡単な方法はタライやバケツに水をはって置いておき、週一でそのあたりのアスファルトにだばぁっと流すこと。蚊は(南陵周辺に住んでいる種は)生まれた場所から100m程度までしか移動しません。2、30mしか移動しないというデータもあります。なので週一の殲滅を繰り返せばそのうち駆逐完了です。
しかしうっかり水を捨て忘れたら、蚊にベビーベッドを提供しているようなもの。手の施しようが無くなります。
そこで目を付けたのはメダカです。メダカなら蚊の赤ちゃんであるボウフラを好んで食べてくれますし、世話も割とほったらかしで問題ありません。メダカ入りのバケツを放置しておけば天然の蚊取装置になるでしょう。
投入したメダカ達も、屋外に放置していた水瓶の中にいつの間にかいた野生児メダカです。いわばボウフラ狩りのエリート、エアーや人工飼料が当たり前の世代とは馬力が違いますよ。
まだ設置したばかりで効果のほどは分かりませんが、水草をつつく彼らの活躍に乞うご期待です。
写真・文/加藤