常滑市南陵市民センターの中にサザンアリーナがありますが、少し前までに南陵スタッフ自然の娘、のやさんに聞いたら、「サザンカだからサザンアリーナでしょう!」という回答をいただきました。「あれ、英語の”southern”「南」だという意味ではなかったんですか?!」と驚きました。
常滑市のお花、サザンカ!が咲き始めました。こちらはミニギャラリーです。芽もいっぱい出ていて、これからの時期長く咲いてくれるでしょう。
ちょうど先日に「さざんかの宿」という演歌の名曲を知りましたが、歌詞をよく聞いてみますと、サザンカは「冬の花」咲くべきでない時期に咲くお花で、なんと不倫行為に例えられています。
⓲の内容なんですが、歌詞にはこんなことも書かれていました。
「くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか 愛しても愛しても あゝ他人の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿」
等々
さざんかは常滑市のお花だったようですが、市のウェブサイトに以下のように書いてあります。
「緑と花のある美しい街づくりのために、アンケート調査の結果により昭和56年2月に選定されました。サザンカは、花の少ない冬期に咲き、花期は長く、強い季節風や潮風にも耐える花木です。庭木や生け垣などと用途も広く、多くの人に親しまれています。」
ちなみに「さざんかの宿」は昭和57年の8月に発売されたようで、アンケートに答えられた市民の方は市の花に1年後になんと「不倫の花」として全国に知られるようになるサザンカ(山茶花)を選定したということは思っていなかったでしょうか。それか、もしかして常滑市は「冬期に咲き、花期は長く、強い季節風や潮風にも耐える不倫!」の街だったのだと?!
大変失礼致します。 演歌の世界は何もかも「不倫」に例えられがちで、なんとなく不健全なところがありますね。冬に咲いているから、「いけない」というわけではなく、珍しくて、暖が欠けてる厳しい冬期でも「温めてくれる」というめでたい存在に例えた方が良いでしょう。
それでは、「さざんかの宿」南陵市民センターへいつでも立ち寄り下さいませ。「浮気」を来館の目的にしないことを祈ります!
写、文:Gyula