CIMG50512常滑の海岸は多くの物が流れ着きます。

伊勢湾に面した大きな砂浜は漂着物探しにうってつけのようで、ある日は大量の打ち上げられたヒトデに出会い、ある日は大量の流木と貝の山に出会ったりします。

海岸をぶらぶら歩いているときに変わった漂着物が見つかるのは嬉しいですが、中でもシーグラスが見つかった時の喜びは一入。

海の波が長い時間をかけてガラスを削り上げたその芸術品は、宝石のような輝きと人肌のような優しい触り心地で私を魅了します。

常滑と言えば焼き物の町、シーグラスもガラスではなく陶器製のものを普段はよく見かけます。しかし波のいたずらか、大量のガラス製シーグラスが打ち上げられていることも希にあります。

南陵市民センター前の海岸は特にその種類が豊富なようで、非常に鮮やかなシーグラスが目を楽しませてくれます。しかし普段生活していてもこんなにカラフルなガラスはそうそう見ないのですが、いったいどこから来たのでしょうか。美しさの裏に感じる不思議もまた、シーグラスの魅力ですね。

 

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写真・文/加藤