「風」といのが日本が専有しているものではありませんが、日本人の間では「桜」のように人気が高くて芸術作品の題名などでよく見られる、代表的な象徴となっているみたいです。

日本に来てから理由を少しわかってきた気でもします。なぜかというと日本はハンガリーより風が強くて、天気も変わりやすいからでしょうか。海と接していない土地というところが理由だと思いますが、ハンガリーは全く風が吹かないような時期(何週間か続いていて無風)になったりします。気候が人の心にも影響を与えると思いますが、たとえばいつも風が吹いている天気に慣れている日本人の方が変化に強いイメージがあって、それに対してハンガリー人はよく言いますとのんびりした心、悪く言いますと「だらだら心」の持ち主が多くいるように感じます(あくまでも個人的なイメージです)。

受付では、ラッキーなことに目の前にギャラリーが設置されていて、様々な作品を鑑賞することできます。更に展示物が頻繁に入れ替えられているおかげで、毎回新鮮に楽しめて、嬉しいです。今は南陵と古場デイサービスの皆様に作っていただいた作品が展示中ですが、展示物の中で、一つ不思議なものもあって、風に踊っている姿が気に入って、短い動画を撮ってしまいました。

ある風がうきうきと吹きながらも、のんびりした南陵の日でした
風の音に耳をすませば、心を少し躍らせてくれた

文・動画:Gyula