南陵ブログをご覧のみなさま、ミツバチ関係の皆様、こんにちは!

梅雨の晴れ間のいいお天気ですね!
でもハチ飼いにとって梅雨はみつばちが働きに出かけられない季節であり、
特に私はうちの分蜂したてのまだ小さい群れのはち達がちゃんと子育てできるか心配です。。。

今日は幸いいいお天気なのでみつばちも元気に巣箱を飛びだしていきます!

そして本日は午後3時から、南陵の森でレアレアフェスが行われますのでどなたでもお越し下さいませ!!ウクレレとフラでピクニック!レアレアフェス

さて、今日は日本みつばちの飼育経験者様には興味シンシンかと思われる、アカリンダニ対策についての勉強会のご案内をひとつさせていただきます。
「ストップ・ザ・アカリンダニ講座」
主催は半田市を拠点に知多半島で活動されている「知多半島日本ミツバチ愛好会」様です。
日本ミツバチ愛好会様は当館のご利用者さまでもあり、同じ地域のハチ飼いさんとしてもとても心強い存在です。

年々野生の日本みつばちは減ってきており、
知る限り知多半島では今年は特に自然巣からの入居報告がすくないとの報告があります。

日本みつばちが減っている原因と考えられるの、は農薬・蜜源不足・オオスズメバチ・病気など複合的ではないかと言われていますが、とくにここ最近気になるのは「アカリンダニ」です。
近年急速に感染が広まっています。
このアカリンダニというのはみつばちの気管支に入り込み呼吸困難にさせ死に至らしめてしまうダニで顕微鏡でないと確認はむづかしいくらい小さいもので、
感染は秋から冬にかけて蔓延しやすく手遅れになると群れが全滅します。

南陵の2群れも悲しいことに感染し、1群は冬越しできずに消滅しました。

日本みつばちを何十群も飼っていた人が一群もいなくなったという話も
ここ4年の間にめずらしいことではありません。

アカリンダニを防ぐ対策としては、
ショートニングパテを与える、メントールを巣箱内に微量揮発させる、などです。
(蟻酸もありますがここ南陵では使っていません。)

そんなアカリンダニの勉強会
「ストップ・ザ・アカリンダニ講座」は7月7日(金)です!

日本みつばちを飼育している方・飼育していた方には良い機会かと思います。
※お問い合わせ・ダニについての事前質問受付はストップザアカリンダニ講座TNA へ

知多半島が、もとのようにみつばちが飛び交う地域になりますように!

写真・文  北