こんばんは。

昨日、出勤すると事務室にビワの実が差し入れられていました。

聞けば、差し入れたのは、しろたろうの飼育などで普段からアドバイスいただいているNさんだそうです。

実は私の家の裏山にもビワの木があり、ちょうど実がなったので持ってこようと思っていたところでしたが‥‥。

 

仏教の初期の経典である『涅槃経(ねはんきょう)』には、「ビワの木には、枝や葉、根、茎すべてに大きな薬効があり、病気の人は手で触れたり、香りを嗅いだり、舌で舐めることによって、あらゆる病苦を治す。」との記述があるそうです。

中国では、乾燥したビワの葉を「枇杷葉(びわよう)」と呼んで、他の生薬などと合わせて漢方薬とするそうです。

インターネットで検索すると、ビワの実、種、葉を使った民間療法や健康酒・健康茶などがいろいろと紹介されています。興味のある人は試してみてはいかがですか?

種を生のまま殻を剥いて食べてもよいとのことなので、試しにひとつ食べてみました。おいしくはありませんでしたが、独特の風味があって、少量ならそんなに抵抗なくいけそうです。

写真・文 : 久田