おはようございます!
カニも来館する南陵公民館です。

早くも台風が来ていますね。
今接近中なのは台風第3号ナンマドル。いつも感心してしまうのがこの台風のネーミング。

ナンマドルはミクロネシアのある海上遺跡ナンマドールが語源だそうで、
全然知りませんでしたが世界で最も大きな海上都市の遺跡として有名なようです。
この遺跡がめっちゃかっこいいのでお暇な方はぜひ画像検索してみてください。(キレイな青い海で泳ぎたいねってなります!)

さて、今日のブログは公民館とも台風とも関係のない話です。
(えーまた虫の話?!虫が苦手な方はここでスルーしてくださいませ)

竹に住む蜂もいろいろな種類がいると聞いはていましたが、

「タイワンタケクマバチ」のことは知りませんでした。

まさか竹ぼうきに住んでいるなんて。。。。。

それは先日のことでした。
公民館の外で竹ぼうきでヤギのウ〇チを掃除していたら、手が チカッ!!! っとしました。
トゲが刺さった!と思って、トゲを抜こうと探しましたがトゲがみつからない。しかも、刺すような激痛。

あとから気がづきましたが竹ぼうきには笛でも吹けそうな穴が開いていました。

痛いところがどんどん腫れてきたので、これは何かに刺されたんだと調べたところ、あの穴が怪しい。タイワンタケクマハチかもしれないとおもいました。

タイワンタケクマハチは中国南部や台湾、インドなどに分布。

竹に穴をあけて子育てをするハチで、

竹ぼうきが輸入されるときに竹の中に入って一緒に日本へ上陸したと考えられていて
2006年に愛知県豊田市で確認され、東海で野生化している外来種だとわかりました。

蜂好きの私でもこれはこころを鬼にして確認しないと、、、となり

正体を見極めようと竹ほうきを輪切りにしてみました。(ハチさん子育てしてたのにごめんね)そうしたら・・・

幼虫が出てきました。びっくりです。
花粉?のようなものが詰まっていて、黒い羽がみえます。

黒いハチが出てきました。羽は虹色に光ります。

やっぱりタイワンタケクマバチだ!

タイワンタケクマバチには毒性はほとんどなく、性格も温厚ですが穴を塞ぐと刺されるとのこと。羽音がでかいけど怖がらななくとも大丈夫です。

ちなみに刺されたところは翌日には腫れもひきムヒアルファEXを塗って大丈夫でした。みつばちだと翌日が一番腫れるし三日間は痛むので全然ちがうなぁと思いました。

ハチに刺されたことでまた一つ知識がふえました!

皆さま、竹ほうきに穴がないかどうかしっかり確認しましょう。
穴があいていたらガムテープしてほうきは焼却処分しましょう。
また、竹ほうきを外におきっぱなしにせず室内にしまいましょう。←外においたのは私です。反省。

 

▼侵入生物データベース タイワンタケクマバチ
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60530.html

▼タイワンタケクマバチ最前線(営巣行動動画あり)
https://sites.google.com/site/biluna2006/home

写真・文・:北