こんばんは。

南陵公民館の夜間の窓口を担当しています。12月も今秋に入り急に寒さが厳しくなりました。特に今日のような良く晴れた日の夜間は、放射冷却により一層の冷え込みがあります。

公民館の各部屋をご利用いただく際は備え付けられた暖房設備(エアコン)をご利用頂いていますが、当施設はロビー、廊下、トイレなどは暖房設備が設置されていません。また、体育館(サザンアリーナ)全館にも暖房設備はありませんので、当施設をご利用の際は、あらかじめそのつもりでの各自寒さ対策をご用意するようご協力をお願いします。

さて、南陵市民センターの敷地内にも設置されている、常滑市の防災同報無線の夕方5時の時報の音楽が、12月に入り古い唱歌の「冬景色」になりました。

冬景色

さ霧消ゆる湊江の
舟に白し 朝の霜
ただ水鳥の声はして
いまだ覚めず 岸の家

烏啼きて木に高く
人は畑に麦を踏む
げに小春日ののどけしや
かえり咲の花も見ゆ

嵐吹きて雲は落ち
時雨降りて日は暮れぬ
若し燈火のもれ来ずば
それと分かじ野辺の里

 

「冬景色」は、現在から100年以上前の1913年(大正2年)、『尋常小学校用唱歌 五年生用』に掲載されたのが初出だそうです。そして、作詞、作曲ともに不詳、つまり、誰が作ったのかわからない歌だそうですが、美しい名曲だと私は思います。

 

 

本格的な冬の到来に体調を崩さぬよう、みなさまお気を付けくださいませ。

 

久田