皆さんこんにちは。
今週末から一段と寒さが厳しくなりましたが、健康にお過ごしでしょうか。

2年前の冬とは異なり、世界中のすべての人種・世代の人々が健康を意識するようになったこの時代、それに伴って徐々に、不健康なこと(や健康を害す行為)が社会に受け入れられなくなってきたように感じます。

例えばタバコはコロナ禍前からすでに社会悪のようになっていますが、
今の忘年会シーズンには欠かせない「お酒」も、将来的にはそのようになる可能性がありますし、徹夜で朝まで飲んだり、二日酔いや三日酔い、そもそもお酒で酔うこと自体、反社会的行為になるかもしれません。

食べ物に関しても、オーガニックの野菜や、化学調味料・添加物不使用の食品など、やはり健康を意識した食材選びの大きなトレンドが来ているように感じます。中国では「病は口から入る」と言われるくらいです。健康を意識する上で、食事を見直すのは当然と言えば当然の流れですよね。

しかしそんな健康志向に目覚めている皆さんの中で、“健康を意識している割には体調が優れない日がある”方はいませんか。
慢性的な偏頭痛や肌荒れ、メンタルの不調(気分のアゲサゲ)などです。

そんな方には一度、「IgG遅延型フードアレルギー検査」を受けることをお勧めいたします。

体にとって必要なものを入れるときや、不必要なものを出すときはどちらも「腸」を経由します。
ですので、分子整合栄養療法においては、栄養療法(体内に入れるとき)、デトックス療法(体外へ出すとき)に先立って、腸内環境検査を行い、腸をメンテナンスします。
フードアレルギー検査は、体の中に入ってきている異物の量と種類をみて、どのくらい腸のバリアが壊れているか、腸内細菌バランスが崩れ、カンジタ(真菌)が増殖し、リーキーガット症候群(LGS)を引き起こし、腸内で目詰まりや炎症が起こっていないかを見て、健康改善の治療へと繋げていきます。

また、フードアレルギーには即時型(IgE抗体が関与)とは別に、遅延型(IgG抗体が関与)もあり、即時型はよく知られている通り、食後~1時間以内の短時間で症状が出現するのに対し、遅延型は食後6時間~24時間後にゆっくりと出現し、症状は肌荒れからメンタル不調まで多彩、慢性的なものが多いそうです。遅延型のアレルゲンは、卵や乳製品などに多いそうですが、それとは別で「好物」がアレルゲンになることも多く、症状がゆっくりと出るため、原因がわかりにくいのが特徴です。

巷には「腸活」や「腸は第二の脳」などという言葉もありますが、どの食べ物がアレルゲン、異物なのか?は各人異なるため、本気で腸をメンテナンスしたい方は、「IgG遅延型フードアレルギー検査」を試してみても良いのではないでしょうか。(ちなみに私は金沢にある浦田クリニックで受けましたが、お近くの病院でも検査できると思うので、ご自分の気の合うクリニックを探してくださいね。)

皆さんが、年末年始を健康に過ごせることを祈ってます。
メリークリスマス☆

[南陵公民館]