みなさんこんにちは!今日は暑くもなく寒くもない さわやかな風と過ごしやすい気温で気持ちいですね。

今はお田植えのシーズン。

田んぼに水が張られ緑の稲が育つ風景はいいものです。日本のお米は本当に美味しいと思います!

先日お休みの日にみつばち飼育の顧問をしてくださっている丈さんが10年自然栽培でやっているという田んぼの田植えを少し手伝わせてもらいに行ってきました。その時、植えた苗の一本をバケツ稲用にくださったので南陵で育ててみようと思います。品種は、「ハッピーヒル」。RIMG0302

その田植えの帰り道で美浜の水田でコウノトリに遭遇することがあり、感動したので写真を載せさせていただきます!うわさで知多半島美浜のあたりでコウノトリをみたよ!って話しは聞いていましたがこの目で見られるなんてラッキーでした。コウノトリの大きさはというと白鷺やアオサギよりも大きくて、大きい個体では翼を広げると2mにもなる大型の水鳥です。水辺に生息し、水棲動物を食べる鳥です。見たときも水田の中をくちばしでつつきながら歩いていました。IMG_3569

コウノトリは極東に分布していますが数は減っていて絶滅の危機にあり、日本国内では一度絶滅してしまっています。でもロシアなどから幼鳥をもらいうけながら人口繁殖に成功。飼育数を増やしていき、野生復帰計画がスタート。2007年にはついに46年ぶりに野生での巣立ちが確認されたのだそうです!そんなエピソードを知ってますます感動してしまいました。

兵庫県豊岡市にあるコウノトリの郷公園の周辺地域ではコウノトリの生息可能な環境が整備されつつあり、周辺の農家も農薬の散布を控え、無農薬栽培い切り替えるなどの協力をしているとのことです。んー、素晴らしい。

私が美浜でみたコウノトリさんも兵庫県コウノトリの郷公園からやってきたのかなぁ?両足に個体識別のための輪っかがついていました。バードウォッチング用の双眼鏡なんかあればよかったのですが遠くて何色かはわからずで残念。

水田にはいろんな生き物の餌となる生物が棲んでいて、底辺であるそれらが豊かだと生態系の頂点である水鳥のような生き物も生きられるのだなぁと思いました。

そんなことから、「バケツ稲」を育ててみようと思います!バケツ稲は秋にお米を収穫できるし、よく見ると水の中にイトミミズとか知らない虫とかいろんな生き物が観察できます。さっそく見たことない緑の六角形の藻?みたいなもの発見!なんだこれカッコイイ!

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ボウフラがいるならメダカを飼ってもいいみたい。

正面入口に向かって右側においてありますのでご来館の際はのぞいてみてくださいね!

写真・文:北