こんばんは。

3月末に新たに南陵市民センタースタッフとなってもう少しで二週間になろうとしています。

業務内容にも少しずつずつ慣れてきました。昨日、館長より業務内容の詳しい説明があり、大事なことはメモしたほうが覚えられるという勧めもあり、メモ帳を用意しました。

メモ帳は近所のコンビニで購入。筆記具も普段書き慣れている万年筆を使うことにしました(下写真)。

万年筆は3本持っていますが、いずれも中学校に入学するときに入学祝いとしてプレゼントされたものです。一番左の格子柄のものと真ん中のシルバーのものは両親から、一番右の黒いのは親戚の叔母さんからプレゼントされました。それぞれペンの材質や書ける文字の太さが違っていて、色の違うインクを入れて使い分けています。

私は1974年に南陵中学校に入学しました。当時、中学校に入学する息子や娘に万年筆をプレゼントする文化があったと記憶しています。中学校入学は当時の親たちにとって自分たちもよく理解していない学問の世界への入口。私の親世代は、高等教育が受けられた人は恵まれた一部の人たちだけでしたが、自分たちの分も一生懸命学んで欲しいという願いがあったのだと思います。

これら3本の万年筆はいつの間にか使わなくなってずっと何十年も眠っていましたけど、5年ほど前に手入れしてみたら書けたのでそれ以来愛用しています。

ちなみに高校入学の時のプレゼントは、電車通学を始めるということで腕時計と受験勉強を頑張るからとねだったフォークギター。腕時計は壊れてしまいましたがフォークギターの方は修理しながら今でも弾いています。

[久田]