こんばんは。
南陵市民センターに隣接する南陵中学校はテスト期間に入ったのでしょうか?南陵中学生の部活での利用はお休み中。先週末はふれあいホールで勉強する生徒の姿もみられましたが、今週は自宅で最後の追い込みなのでしょうか?施設内やその周辺に南陵中の生徒の姿が見られなくなりました。
南陵市民センターのスタッフ最年長の私・久田は実は南陵中学校の卒業生。卒業の年を思い出してみたら、昭和52年(1977年)でした。
ふと、「南陵中学校の校歌はいい曲だったな。」と思いだし、南陵中のホームページから歌詞を確認し、ちょっともう一度歌ってみようと思い、伴奏のためのギターコードを付けてみました。
南陵中学校校歌 作詞 谷川俊太郎 / 作曲 湯浅譲二
[1]
C F C
丘の上の白い校舎
C G7
丘の上から青空見よう
F G
ここも宇宙に通じてる
C G
未知の世界のなぞを求めて
C F G7 C
ともに学ぶ南陵中
[2]
海の見える白い校舎
海に向かって未来を呼ぼう
今日の中にも明日がある
やがてはばたくその日めざして
ともにはげむ南陵中
[3]
伊勢の海よ加茂の丘よ
風のかがやくふるさとの土地
愛も願いもひたむきに
ひとりひとりが夢を抱いて
ともに生きる南陵中
インターネットで調べると、南陵中学校は昭和38年(1963年)4月開校。ただし、新校舎(丘の上の白い校舎)が完成し現在の場所に移転したのは、昭和39年(1964年)9月1日だそうです。ちなみにこの年の10月10日が東京オリンピックの開会式です。校歌ができたのは昭和41年(1966年)。私が小学校に上がる2年前になります。
作詞者の谷川俊太郎さんについてはあらためて説明は省きますが、2012年に行われた南陵中学校開校50周年式典にも出席され記念対談を行なっています。
作曲者の湯浅譲二さんは谷川俊太郎さんとほぼ同世代の前衛的な作曲家で、当時の校歌としては新しい印象の曲だったのではないでしょうか?
歌詞の中に「宇宙」、「未来」などのワードがあって、新幹線の開通、テレビなど電化製品の普及、東京オリンピック、宇宙開発、大阪万博などの時代を感じさせます。
いずれにせよ、知多半島の小さな町から広い世界に羽ばたいていくようなイメージは、21世紀の「国際空港のある街・常滑」の市立中学校の校歌にもふさわしいような気がします。
この校歌をご存知の方は、もう一度歌ってみると何かを感じるかもしれませんよ
久田