今日は雨が降っているというだけではなくて、やっぱり朝から蒸し暑かったですね。6月の中でも一番梅雨っぽい天気ではないでしょうか。

公民館の仕事を始めて4年目になりますが、この期間では料金表を覚えられなくて、恥ずかしい気持ちになりました。

言い訳にはなりませんが、料金表を見て頂けると同情する方もいらっしゃるかもしれません。

ぱっと見、無関係の数字ばかりです。しかも丸い数字一つもなく、更に混乱しちゃいます。とはいえ学校で算数をちゃんと習ってきた人なら料金表の見方はすぐわかるのではないでしょうか。(汗)

ステップバイステップ、説明していきましょう。早速始めちゃいます。
さてベース料金を一番安い会議室にしてみました。

部屋の大きさ、時間区分の長さ、部屋の備え付け備品などによって、値段が時間帯によって変わります。
会議室の午前中の値段が当館の貸し部屋の一番安い料金になります。午後は利用時間は午前より1時間長いということか、値段が実は午前の値段×4/3になります。そしてそれよりも高くなるのが夜の区分です。利用時間は午後より30分短くなりますが、人気の時間帯とされ、午後の料金より「×3/2」高まります。算数が得意な方ならすぐわかりますが、4/3×3/2=72/36つまり 「2」です! —–> 夜間は午前の値段の2倍になります。640×2=1280ですが、実はこちらの値段は本当の値段ではなく、10円以内の単位で切ることになっています。つまり14円の価格は10円に、16円の価格は20円になります。こうして本当の価格は例えば644円を考えてみますと、4円で終わるので、640円に切り落としますが、644円×2=1288円—->1290円です。90に切り上げます。

さて、時間帯による変化の他にY軸によって部屋の大きさに沿う変化も見られます。会議室は部屋の中の唯一の小型部屋で、54m2ですが、こちらは小カテゴリーに致しましょう。小カテゴリーの午前の料金は前述のように640円になりますが、違うカテゴリーの部屋を使おうとすると利用料金が変わります。部屋が大きくなるほど値段も増加します。次のカテゴリーは(以降中カテゴリーと称して)凡そ100m2の間取りの部屋のカテゴリーになりますが、部屋に設置している備品によって、サイズ+備品で値段に現れることがあります。例えば美術工芸室の広さは80m2で、100m2よりだいぶ小さくなりますが、手芸用の備品、電動ろくろ、手動ろくろ、イーゼル、各種道具、流し台などご利用頂ける部屋になるため100m2の中カテゴリーの部屋になります。中カテゴリーにはその他に、和室93m2、視聴覚室96m2、学習室が同じ価格であります。そりよりも上のカテゴリーは講義室と料理室になります。講義室は156m2で公民館なみにゴジラサイズ部屋で、料理室は「設備の鬼」部屋だということでこの上位を取ることができました。

さて二つの軸を合わせてみますと以下の通りになります。Y軸下降すれば、小カテゴリーX3/2=中カテゴリー、中カテゴリーX4/3=大カテゴリー そして小カテゴリーX2=大カテゴリー だということをわかります。

すると真ん中斜めにきれいなラインが見えてきます。これだと覚えやすいでしょう!

いかがでしょうか? 簡単に覚えられそうですか?

それではここで早速ですが、「公民館料金表の覚え方講座第1回」をここで〆たいと思います。次回は冷暖房費の計算でさらに級を上げていきますので、ベルト着用をお願い致します。ついていける方はいらっしゃるのでしょうか。 次回をお楽しみにして下さい!♪

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