こんにちは。
本日はパッとしない天気ですね。
いよいよ秋が終わりますが、皆さん冬支度はお済でしょうか?

我が家でも薪ストーブを設置して、薪割りをし、
今年最後の収穫や草刈り、種まきも終え、着々と冬支度を進めております。

薪ストーブを使用すると、当然「灰」が出るのですが、

先日、その溜まった灰を庭の畑にまいたところ‥
野良猫がやってきて、そこに糞をしました。(お食事中の方、失敬。)

一度だけではなく、何度も繰り返し糞をするのですが、
しばらく観察していると、その糞にハエがたかり蛆がわきます。

(私も例外なく蛆が好きではないのですが、)
それをさらに観察していると、今度は鳥が飛んできて蛆を食べます。
とがった足の爪で糞と土を掘り返しながら、くちばしで地面を突きます。

その結果、土が耕され、そこに新しい芽が出ます。

何の芽が出ているのかは、時に不明です。

理由は種まきの仕方にあります。

私は基本的にはあまり自分で種をまきません。
前年に実って、自然に庭に落ちた種が、自然に発芽するのを待ちます。

種が自然に発芽し苗になると、その苗をある程度きれいに並べ植え替えます。
そして後は苗が雑草に飲みこまれない程度に、草刈りをします。
「草取り」ではなく「草刈り」です。

植物は地上に生えてる草の分だけ、地中にも根をはります。
地上の草を刈ると、その分だけ地中の根を切り離します。
その切り離された根を、ミミズや微生物が分解し腐ります。
そしてその根があった場所が、地中の空気や水の通り道となり、
土が自然に耕され豊かになります。

「お金がかからない」「手間がかからない」「自立循環型」など、
この「観察農法」を行うメリットは沢山ありますが、その分「観察力」が必要とされます。

ぼーっと眺めていると、
一見ただの草むらに見えるようなところに、新しい芽が出ます。

しっかりと集中力を研ぎすまし、

目で見るのではなく、

心で感じるのです。

 

 

ええ、

 

言い訳ですよ。

「観察農法」とか、「心で感じる」とか、

毎回猫の糞を片付けるのが面倒な、私の言い訳です。

一見、ただの草むらに見えますが‥

ニンニクだったり、

ジャガイモも生えてきています。

こちらも一見荒れ地‥

でもトマトの種がまいてある。

こちらも荒れ地のように見え‥

オクラの種がまいてあります。

そしてこの草むらには‥

謎の発芽!(多分カレンデュラだと思うけど‥)

[南陵公民館]