春です、晴れです、種まきです!
こんにちは!愛知県常滑市の南陵公民館です。
臨時休館中で現在、貸館利用はストップしておりますが、一階にある各種サービスはご利用頂けます。種の交換箱も利用できますのでよろしくお願いします。
広報とこなめ3月号に、交換箱のことを写真付きで掲載していただきました!秘書広報課様、ありがとうございます。
実は先月の3月、ひっそりと南陵公民館「たねの交換箱」シェアシーズボックスが2周年を迎えました!
たねをとりつぐみなさんへここに交換箱があるよ!ということを知ってもらうにはまだまだこれからですが、
少しづつ広がっていることも実感できています。
ここの箱を参考に、SSB設置をスタートしたよという山梨県の方と先日偶然お会いして、びっくりしました!(嬉)
ブログ書いててよかった・・・!
SNSとはこういう意味ではとてもすばらしいツールですね。
この一年ふりかえると、たねを通したつながりを感じる出来事もあり、交換箱をはじめてよかったなーとあらためて思いました。
ありがとうございます。
そんなめでたい2周年を記念して(?)
南陵「たねの交換箱」Share Seeds Boxコーナーに「たね文庫」が誕生しました!
とってもためになる2冊
ぜひぜひ たねとりの参考にしてください。
どなたでも自由に読めます。
なお館内閲覧用ですから本の貸出はできませんが公民館内でお読みください!
それでは、その2冊の本がどんなのなのかをご紹介をします。
「現代農業別冊 今さら聞けない タネと品種の話 きほんのき(2020年3月号)」]
著者:農文協 編
発行日: 2020/02
出版:農山漁村文化協会(農文協)
こちらは出たばかりの本!
内容は、
市販されている種の袋に書いてある表示の読み解き方、品種のルーツのこと、植物はどうなると種を付けだすのか、などなど斬新な種目線の視点から種のことを楽しく知ることができ、みなさんの種選びのおおきな助けになることでしょう。
雑誌「現代農業」に掲載されたたね関係の記事や、一人の著者ではなく、種苗会社の方、年間60種類以上を自家採種されている方、農業研究センターの方、いろいろな立場や専門性のある複数の方の分がコラム的に書かれおり読みやすい本です。専門的な内容ながらイラスト多めでとても理解しやすいおすすめの1冊です。
2冊目の本は、
著者:プロジェクト「たねとり物語」
発行日:2006年6月1日
出版社: 現代書館
この本は2002年に出版されたオーストラリアのミシェルファントン著の翻訳版「自家採種ハンドブック」の続書とも言えます。前書の内容が海外の品種だったことから出た日本版といったところでしょうか。
タイトル通り、「にっぽんたねとりハンドブック」は日本の気候風土にあっている人気で栽培されてきた品目64種類の作物それぞれののルーツや自家採種のやり方が書かれています。
品種ごとに自家採種の仕方の注意点や良い株の選び方、種の保存方法、種子寿命、種の収量を増やすコツなど詳しいので今育てている作物の項目を調べるのにとっても便利。
さらにはご丁寧にその野菜の料理の仕方まで載っているので、美味しく食べちゃえます。
種をとりつなぐ ⇒ 食べる という循環までを大切しています。巻末後半には、たねとりの重要性のかかれた文章もあり◎。
日本で実践するためにはもってこいの1冊。
昨今先行きの見えない不安が漂いゆれる人間界ですが、
もしも流通がストップしても、
あなたの庭に、ベランダのプランターに、野菜が育ててあれば。
少しだけ安心ではないでしょうか?
冷蔵庫がなくても、いつでも・好きな時に・新鮮な野菜が・たったの1分で台所にやってくる。
野菜は今すぐに誰でも作れる「食料」です。
さあ、みんなで種をまきましょう~。幸いにも「今」は「春」🌸
3か月後には収穫です!
そんな生活のお手伝いを南陵share seeds ができるよう 2020年度もすすめていこうと思います。
北
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