こんばんは。
今日も暑い一日でした。皆さま元気にお過ごしでしょうか。

日々発表されるコロナ感染者数。
数字が跳ね上がると不安になる方も多いのではないでしょうか。

常滑市内や知多半島でもチラホラと感染者が出ているようで、
いつ自分や家族、友人や同僚が感染してもおかしくない状況に思えます。

しかし愛知県の発表する常滑市内の感染者の「症状」を見てみますと、
(あくまでも現時点で)すべての方が「なし」もしくは「軽症」です。
いえ、常滑市内に限らず、
ほとんどの感染者が、「なし」もしくは「軽症」のようです。(あくまでも現時点で。)

冷静に考えると、症状が「なし」もしくは「軽症」ならば、
ここまで大騒ぎするほど恐れる必要はない気がします。

では一体私はなにを恐れているのでしょうか。

それは「空気」です。

今コロナウイルスに感染すると、
「これだけ騒がれているのに、夜の街に遊びに行くなんて非常識だ!」とか、
「この時期に名古屋で会食なんて何を考えているのか!」とか、
「自分のことばかり考えて、他人に移したらどうするんだ!」と言った批判の目が向けられます。

その「感染を公表しづらい空気」を恐れているのです。
そしてその常識・空気を創り出している一つがテレビのワイドショーです。

派手に見える感染者数や累計感染者数で不安や恐怖を煽り、
テレビをよく見る高齢者(持病や疾患を持ってる確率が高い方たち)を味方につけ、
コロナに感染=悪、という空気を作っているのではないか、
と疑ってしまいます。ステイホームで視聴率は上がりそうですしね。

しかし少し検索しただけでも、(あくまでも現時点で)
全国の8/2のコロナ死亡者数は0人で、
8/1は5人、7/31は2人、7/30は3人、7/29も3人、7/28は2人、7/27は0人。
交通死亡事故より確実に少ない気がします。(ソースがなくてすみません。)
それなのに、「車が危ないからステイホーム」とは誰も言いません。

勿論、重症化率・死亡率の高いとされている高齢者や
持病・疾患をお持ちの方が感染自体を恐れるのは当然ですし、
本人の症状が「なし」もしくは「軽症」でも、
ご家族や同居者に重症化リスクが高い方がおり感染したくないという方が自粛をするのも自然な行動です。
私もそうしています。

でもだからと言って、
それ以外の人を含めた全体を空気で抑え込むのは如何なものかと思います。
感染しても、症状が「なし」もしくは「軽症」なら平気、という方は、
自己責任で、空気に負けず、自由に健康に楽しく過ごせばよいと思います。

そして、感染した方を差別したり攻撃したりするようなことだけは避けなければいけません。
場合によっては、そちらの方が“重症(もしくは死)”を招くこともありますので。

自粛派も経済活動派もお互いが尊重し合い、正しく恐れることが大切だと思います。
私も改めて、その場の空気に流されずに生きて行きたいと思うのです。

[南陵公民館]