農家の大喜びに今日約1ヶ月久しぶりに雨が降りました!しかしまだちょっと足りないようです~ 夜なかから始まり、8時過ぎ頃までに降っていたが、9時過ぎになってまた暑さが司どってきました。
知多半島は古くから水不足の地域とされていますが、今年も地域のそういった特色をよく体験できました。古い時代は知多半島は愛知用水がないため、1か月ほど一滴も降らなくても、なんとしても生活を回さないといけなかったでしょう。人間の飲水はもちろんですが、穀物の分まで考えると相当苦労していたでしょうね。現在の農家でも雨が降らないから困っているという話も聞きます。
実は大甕という古代から伝わってきている常滑焼を代表する技術があって、昔から水不足に戦っていることはよくわかります。
こちらの大甕ですが、下の方が細くて見た目はバランスが相当と取りにくく見えますが、実はそのまま地面に立てて作っていたわけではなく、土に埋めたままで水を入れて使われていたようです。内容量が大きい他に底が細くなっていることで下からでも水が配りやすいというのもポイントだそうです。こうした考案を活かして効率よく水を保存することができました。よく考えてみると常滑焼の中で水回りのものが多くて、大甕だけではなく、町のシンボルになっている土管、そして世界中有名になったシャワートイレなどもあります。水不足の地域だからこそこんな素晴らしい技術を生み出すことが出来たかもしれません。
いまの時代はありがたいことに飲水に困りはないのですが、まだまだ暑い季節が続いていますので、水分補給に十分お気を付けましょう。
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