皆さんこんにちは。
風は少し吹いていますが、快晴ですね。
こんな日は、畑や田んぼ、DIYなど、野外活動がしたくなりますが、、
私は仕事です。(怨)

さて、先月3/24にブリュッセルで記者会見したアメリカのバイデン大統領は、「ロシアによるウクライナ侵攻の結果、世界は食糧不足に見舞われるだろう」と述べました。(https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-03-24/biden-says-to-expect-real-food-shortages-due-to-ukraine-war)

またフランスのマクロン大統領も、この問題を「世界的な食糧危機」と位置付けたというニュースを目にしました。(https://www.cnn.co.jp/business/35185389.html)

一方ロシアのプーチン大統領は、「西側諸国のせいで食糧危機」、「西側諸国のせいで、ロシア産の天然ガスは値上がりし、物流も妨げられ、今ヨーロッパでは、農業で使う肥料などが減っているが、これも彼らが自ら招いたことだ」と主張しています。(https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000250703.html)

どちらの主張が正しいのか、はたまたどちらも正しいのか私にはわかりませんが、日本でも相次いで食料品などが値上げされている状況から踏まえましても、「食糧危機」が来ている(もしくはこれから更なる危機が訪れる)ことは間違いなさそうです。

農林水産省の(令和2年)公表によりますと、日本の食料自給率は37%なので(https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html)、残りの63%は輸入に頼っていることになり、今の円安のままでしたら、何もしなくても国内の63%の食品は事実上値上げとなる可能性があります。

そこへ来てこの「食糧危機」ですので、日本では更なる値上げが繰り返され、質の良い食材は一般市民には手の届かない存在になってしまうかもしれません。

私たち日本人はどのようにこの危機を乗り越えれば良いのでしょうか。

単純に考えれば方法は二つあります。
一つは「可能な限り自分たちで食料を作る」ことです。
自給自足が簡単ではないことはわかっていても、それでも各々が少しでも食料を作れば食料自給率は上がるかも知れません。
たねは南陵公民館の「Share Seeds Box」をご利用ください。

もう一つは「食事の回数(量)を減らす」ことです。
一日3食食べている人は2食で、2食の人は1食でも健全に動ける身体を作っていけば、食糧危機はそれほど怖くはありません。現に私は一日2食ですが、3食食べていた時よりも確実に健康でよく動けます。

どちらにしても、「この危機も自分たちで乗り越える必要がある」と思います。助け合いましょう。
皆さま、何卒備えを。

[南陵公民館]