皆さんこんにちは。
お盆ですね。穏やかな休日をお過ごしでしょうか。
お盆とはもともと、ご先祖様をご自宅にお迎えして供養する夏の風習だそうです。
起源は仏教にあるそうですが、、
現代を生きる人間にとって、「毎年お盆に、先祖の魂が自宅に来る、それを供養する」と言われましても、
いまいちピンと来ない方のほうが多く、そもそも“タマシイ”なんて存在信じていないよ。と言う方のほうが大多数いることを、本日お盆の真っただ中にこうして公民館が開館している現実が証明しているのかもしれません。
しかし逆に過去の時代の人間は、本当に“タマシイ”の存在を信じていたのでしょうか。
仮に一般人は信じていたかもしれませんが、
最初に「お盆(ご先祖様をご自宅にお迎えして供養する夏の風習)を作った偉い?賢い?人たち」はどうでしょうか。
「亡くなった先祖(の魂)が夏に自宅に帰る」と言う考え方だけでも、
「では過去の先祖全員が帰ってくるのか?」「どうして夏?」「若くして事故等で亡くなった方の魂は帰るのか?」「家に帰るのか?土地に帰るのか?」「生まれた家か?亡くなった家か?」「自宅が引っ越したら?」「帰る場所がない魂はどうなるか?」「異教徒の魂は?」等の疑問が永遠にわいてきます。
その一つ一つすべてに答えはあるのかもしれませんが、それも含めて
もしかすると、「お盆を作った偉い?賢い?人たち」は、実はすべて物語(作り話、フィクション)を語っていて、、
本当の狙いは「この暑い夏に、国民を休ませること」にあったのかもしれません。
日本人は生真面目で自らお休みを取ることが苦手なので、
宗教を使って国民に「お盆という物語」を信じ込ませ、その真面目さを利用して逆にお休みさせようとしたのかもしれない。
だとしたら、お盆の本当の意味は、「夏は暑いから休みましょう」ということになります‥。
いま一度我々日本人はお盆としっかり向き合い、先祖の心意気に想いを巡らせ、
お盆をアップデートしていく必要があるのかもしれません。
ええ、ただの言い訳です、お盆に休みたいだけの‥。
皆さま、平和なお盆休みをお過ごしくださいませ。
[南陵公民館]